いよいよ、イエローストーンです。
最後のアメリカ旅行、行くならここ!絶対ここに行っておかないと!と思っていた場所でした。
目的は、たくさんの動物を見ること!そして何より、旅行本で見たMorning Glory Poolを見ること!この吸い込まれそうな色を自分の目で見てみたい!
国立公園って日本からなかなか行かないですし、イエローストーンって本当に行くのが大変なので時間のある今のうちじゃないと行けないという思いから、最後の旅行はここに決めました。
が、イエローストーンのベストシーズンは夏。冬は雪も多く、厳しい寒さ。。雪に覆われる冬の期間がとっても長いんです。
私たちが旅行した5月ですら、ようやくゲートがオープンするぎりぎりの時期。寒さ、雪は覚悟でした。
イエローストーンはほんと巨大な公園です。地球の歩き方によると・・
”南北に約102km、東西間は約87km、面積は、約8979平方kmと東京都の約四倍もある広大な公園”だそうです。
一日で回るなんて本当に無理です。今回、私たちはイエローストーンに4泊、お隣のグランドティトン国立公園に2泊してきました。
イエローストーンには夏だけ利用できる公園内の空港がありますが、当然この季節は利用できず。
色々な行き方がありますが、あいているゲートを確認しつつ、私たちはソルトレイクシティから、West Yellow Stoneを目指しました。
レンタカーで320マイル(512km)約6時間の道のりです。
ソルトレイクシティ自体、山に囲まれた場所に街だけがあるようなすごい田舎なんですが、そこからひたすら続くハイウェイを北上します。旦那さんと交代しながらの運転です。
ロッキー山脈を横に眺めながらのドライブ。最初は気持ちがいいんですが、もうひたすらまっすぐ進みます。
ラスベガスからイエローストーンの入り口までくるのに一日がかりです。この日はなーんにもできず移動で終了。
この日はWest Yellow StoneにあるBest Westernに宿泊。言わずとしれたチェーンのホテルですが、アメリカではこのチェーンのホテルがなかなかいけてます。
今回この旅ではだいぶお世話になりまして、安いし、キレイだし、文句なしです。1泊2人で80㌦ぐらいかな。
イエローストンは公園内には限られた宿泊施設(ロッジ)しかないため、予約困難で、料金もお高め。そして古いところが多い。。
ということで、私たちはできるだけ公園外にあるチェーンのホテルをとるようにしてました。
とはいえ、公園の中央エリアに行ってしまうと、いちいち公園のゲートまでまた戻ってくるのも大変なので、ロッジも利用しつつの計画立てが必要でした。
私たちが予約をしたのがぎりぎりだったので、自分たちのコースと、ロッジの空き状況をあわせるのが結構大変で。。おまけにゲートがオープンしているかのチェックも必要。。
この季節に旅行をする人は気をつけてください。
【2日目:West Yellow Stone⇒Canyon village (滝と渓谷の絶景を目指す!)】
この巨大公園を旅するには、ガソリンと食糧の確保も重要です。
栄えているゲートであらかじめ確保しておきましょう。
West Yellow Stoneは最も栄えているゲートなのでここでゲットして、2日目は出発です。
イエローストーンはエリアで全く見える景色が変わります。一日一日、どこのエリアにいくか計画をして進みます。
この日はCanyon villageを目指します。
イエローストーンの敷地内に入ってしばらく車を走らせると・・
いました!いました!バッファロー!あっち、こっちにバッファロー!道路をのっしり歩くバッファロー!
公園内では動物優先です。安全に通りすぎます。のんびりしてそうなバッファローですが、狙われたら大変なことになるので、近くで見ることは禁止されています。
少し距離をおいて、観察。
最初こそ、テンションがあがったものの、いるわ、いるわ、バッファロー。この旅でよく出会いました。
公園に来てから本当にたくさんの動物に出会うので、双眼鏡があったほうが絶対いいです!本格的な双眼鏡を持ってる人がたくさんいました。
私たちもたまらず、売店で買っちゃいました。
他にはなんとクマにも遭遇しました!
公園内には、グリズリーべアー、ブラックべアーという2種類の熊も見れたし、オオカミやムース、鹿、リス、など本当に多くの動物に遭遇しました。
そのたびに車をとめて、双眼鏡を眺める。たいてい、道路の途中でみんな車をとめて見ているので、何かの動物がいるんだなというのはすぐわかります。
公園内を移動するのはかなり距離もあって時間もかかるのですが、こうやって動物たちとの出会いがあるので飽きません!
この季節は道路の補修工事なんかもやっていて、山道の片側通行の場所があったります。その場合、長い時は30分も車を止めさせられて、向こうからくる車がゆきすぎるのを待たされたりします。
そんな普通ならいらっとくるような時間も、エンジンをきって、川の流れだけに耳を傾けて待つ、なんとも穏やかな気分にさせられてしまうので不思議です。
そしてたどり着いたCanyon village。ここには、滝を間近に眺めることができるトレイルがあるのですが、雪で覆われているこの季節はやってません。残念。。
ルックアウト・ポイントという場所から滝を眺めながら、買ってきたサンドイッチでランチです。気持ちがいい!
まぁ、でもグランドキャニオンに行ったばかりなので、なんか似てるよね・・って感じです(笑)
つづく。